戦略石油備蓄基地視察ツアー
コースのポイント
−有名な戦略石油備蓄基地の内部を実際にご覧になりませんか
● メキシコ湾岸の地下にある石油備蓄用岩塩ドームをご覧いただけます。
● アメリカにおける戦略石油備蓄計画の先端を覗くことができます。
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1973年のOPECによる石油輸出禁輸により、石油備蓄の必要性を身に沁みて痛感した米国において、1975年には、既に90日の輸入分に相当する5億バレルの備蓄を計画し、いわゆる戦略石油備蓄計画の準備が始められました。
この備蓄計画には、精練所や石油化学工場の多いメキシコ湾岸に重点がおかれ、安価に長期的に貯蔵できる方法手段として、メキシコ湾岸に多い岩塩ドームを利用することが研究されたのです。
1977年には、安全に岩塩ドームを備蓄に利用する方法が既に確立され、この年までに、以前から使われていた空洞などを含めて3ヶ所での岩塩ドーム備蓄が実用化となりました。以後、備蓄計画は着実に拡張され、1991年迄に5ヶ所における備蓄は7億5000万バレルに達しました。
これらの岩塩ドームの中に備蓄のための空洞を作るには、最初二本のパイプを別々の掘削孔に入れ、希望する深さで一本のパイプから注水し、岩塩を溶かした水を他のパイプで汲み上げる方法が取られました。岩塩ドームや周囲の岩盤の状況に応じて変化はしますが、一本の孔は2500フィートから始まり5000フィート位までの深さがあり、その空洞の直径は200から300フィート、通常空洞の直径の数倍の距離を置いて数十本の縦に細長い備蓄空洞が作られました。
空洞の完成後、水溶液は汲み出され、原油が注入されます。戦略石油備蓄の名が示すように、現在稼動している5ヶ所の備蓄基地は、80インチもある太いパイプで、備蓄基地相互の間はもちろん、テキサス、ルイジアナや遠くはオハイオ、ミシガンの石油化学工場群や積み出し港とつながっています。非常時には,米国の巨大な石油の消費を何の渋滞もなく補えるシステムとなっていて、米国のエネルギーにおける戦略的な非常時対策のバックボーンともなっています。
当初は厳重な秘密のベールに包まれていたこの備蓄基地も、現在では、中に入り詳しい説明を受けることが出来、
ドーム相互間や外部と結ぶ巨大なパイプ群や、石油の移動を監視するコンピューターネットワーク等を見ることができます。しかしながら警戒は非常に厳しいので、事前の見学許可をとるのには少なくとも数週間は見ておかれておいた方がよいでしょう。
備蓄基地の一つBig Hillはヒューストンのダウンタウンから東に約一時間の行程にあります。
料金備考
●料金 (コーディネーター兼通訳を含みます) $1,000.00 / day
●詳しくはJTTまでお問い合わせください。TEL 713-520-8654
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